脳神経外科医の生活 A daily life of the neurosurgeon

東海地方在住の脳神経外科医のブログです。I am a neurosurgeon and lives in Tokai region.

医者の結婚

医者はモテるという都市伝説があります。

自分も、男子校出身で鬱屈した青春時代を過ごし、大学に入ってからはぶっちゃけ良い思いが出来るんじゃないかと期待していました。

 

医学生はお金も時間もなく、全然モテません。

少なくとも自分はそうでした。

国家試験に受かり、医者になってからも、モテるなんて経験はしたことがありません。

 

当たり前のことですが、ほとんどの女性は、職業で付き合う相手を選んでいないです。最初のきっかけはあるかもしれませんが、そこから先に発展するかどうかは個人的な性格とかが重要になります。職業のみで付き合う!って特殊な方はほとんどいませんよね。

 

男も当然そうです。可愛いのみで付き合う訳ではなく、そこから先の、性格が合うとか趣味が合うとか至極当たり前のことでつきあいが始まると思うんです。

 

前置きが長くなりましたが、医者の結婚についてです。

医者の結婚のパターンは①学生時代の同級生②研修医中に出会った人との結婚が6割程度を占めると思います(丁度そのあたりが、付き合って数年後に結婚適齢期になるため)。

他の職業の友人と比べて、結構早く結婚することが多く、友人のほとんどが卒後3年以内(27-29歳程度)に結婚をしています。医者になる人は保守的な考えが多い(自分の意見ですが)ので、結婚による安定を早く得たいと思うのでしょうか。

 

残りの2割ぐらいの人は、仕事に生きる人です。

出会いがあったり、付き合ったりしても、相手よりも仕事を優先するため結婚は出来ないタイプです。そういったタイプは40代ぐらいになって、中堅的な立場になり仕事量が減った時に結婚することが多いです。結構びっくりする相手と結婚することがあります。とても若いレースクイーンさんだったり、患者さんの娘さんだったりとか。

 

女医さんの場合も同様です。

ほとんどが上記の①②に当てはまることが多いような気がします。

ただ、女医さんの方が離婚率が高い気がします。知っている女医さんの2-3割が離婚されているイメージです。ただ、日本の離婚率は3割程度と言われているので、世間一般的には平均的なのかもしれません。

 

まあ、つらつらと思いついたことを書きましたが、医者だからって何も特別なことはないってことですね。もう自分には必要ないですが、モテたい人は、肩書きではなく、自分の内面部分を頑張りましょうという話でした。